2017年08月24日
ロボットは人間を襲うのか
セキュリティ企業の「IOActive」というところの研究者が、2月に発表した論文で、複数の大手メーカーの産業ロボット、家庭用ロボットを検証したところ、50件近い重大なセキュリティ問題があること発見していたようです。
特に、生産現場などで人間の作業をアシストする共同作業ロボットにスポットを当て、遠隔操作のデモ映像や、技術的な詳細が公表されています。
今回見つかったいくつかの脆弱性を悪用すれば、攻撃者が遠隔操作で安全設定を改ざんし、任意の操作で周囲に物理的な危害を加えることも出来るらしく、万が一の為の非常ボタンを無効にされてしまうと、人命をも脅かすのではないかと警告しています。
これは警戒しておくべきことの一つだと思います。
昨今では、人工知能(AI)の活用で、新たなサービスや効率化を担い、活躍している場面も見られ、今後はもっと増えていくでしょう。
ただ、所詮は"人"が作ったものです。
完璧ではない人間が、完璧なものを作れるはずがありません。
コストが抑えられる、サービスが充実する、負担が減る、人工知能やロボットで補われるとどれも素晴らしいことですが、何にしても"不完全"であることを忘れがちです。
忘れたままなら、SF映画のような、人類 vs ロボットの構図が少しだけリアリティを増しているとも言えなくもないのではないでしょうか。
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