2015年12月22日
迷惑メール/偽メール/スパムメールにご注意を!
息子や孫、或いは警察官や銀行員を装った、振り込め(オレオレ)詐欺に引っかからないよう十分気を付けなければいけませんが、ネットの世界においても、詐欺には気を付けなければいけません。
昨今の通信におけるやりとりは、ソーシャルメディアのインスタントメッセンジャー(FacebookメッセンジャーやLINEなど)が多く利用されていると思います。
しかし、なんだかんだでメールを利用しての詐欺行為は、未だ多く行われています。

つい最近届いたメールで、"【○○銀行】本人認証サービス"という件名のメールが届きました。
いかにもな件名ですが、その銀行に口座は持っていないので、すぐに偽のメールだと気づきました。
しかし、自分の持っている口座の銀行名であれば、騙されてしまうこともあるようです。
メールの内容は、以下のようなものでした。
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こんにちは!
(2015年12月19日更新)「○○銀行」のシステムが安全性の更新がされたため、お客様はアカウントが凍結、休眠されないように、直ちにアカウントをご認証ください。
以下のページより登録を続けてください。
https://~~~~~~~~~~
Copyright 2007-2015 ~~~ Bank,Ltd. All rights reserved.
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妙にシンプルで、さらっとしている内容です。
"こんにちは!"なんて、銀行からのメールにしては、やけに軽いです。ただ、この時点でも怪しいと疑うことなく、最終的にURLをクリックしてしまう人もいるそうです。
口座を持っていない、何ら契約もしていない銀行(と名乗るところ)から、なぜメールが送られるのでしょう。
そもそも迷惑メールは、数打ちゃ当たるのものです。実在する、しないに関わらず、とにかく大量の宛先ににメールを送りつけているので、口座を持つ持たないは関係ないと言っていいでしょう。
また、偽メールにも関わらず、差出人は本物の銀行の名前です。これにひっかかってしまう人もいるでしょうが、Eメールの差出人・送信者の部分は”偽装”ができるので、安易に本物と判断するのはやめたほうがいいでしょう。
そもそも銀行が、簡素なメール内容なうえ、本人かどうかの確認をメールで要請することはありません。
ただ、残念なことに、こういったメールがあるということは、ひっかかってしまう人も居るということです。
自分で判断できない場合は、周囲の親しい人にに聞くか、直接銀行へ問い合わせてみるのがいいでしょう。
メールに記載されているURLに行くと何があるんでしょうか。
多くの場合、「ID」や「パスワード」など、アカウント情報の取得を企んでいるでしょう。
奴らの目的は、最終的にお金を盗むことで、ネットバンキングの銀行ダイレクトのアカウント(カード番号、パスワード、乱数表)を狙います。
つまり、盗んだ情報を用いて、預金を別口座に不正送金することで目的が達成されます。

フィッシング詐欺の場合、Windowsパソコンだけでなく、Macも注意が必要です。また、デバイスも関係無いので、タブレットにせよ、スマートフォンにせよ、年末年始はリアルの世界も、ネットの世界も、十分ご注意ください。

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Posted by てんこもりスタッフ at 18:00│Comments(0)
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