2017年03月07日
VRの悪用はどこまでできる?
なにかと話題のVR(仮想現実)ですが、良いことに使える反面、やはり悪用されるリスクもあるようです。

3月4日に開催された政府のサイバーセキュリティ啓発イベント「サイバー攻撃を目撃せよ!2017」(ベルサール秋葉原)で、VR技術に潜むリスクとして、装着している人を嘔吐させたり、洗脳までできてしまう可能性を指摘したようです。
普通に考えると、頭に装着しているヘッドセットも通信機器の一つです。マウスやキーボード、ルーターやプリンターと同じように、悪用されるリスクは十分に考えられます。
3D酔いさせることによる、多数のユーザーへの嫌がらせもさることながら、洗脳となると、詳しいことはよくわからないにしても、様々な弊害を生みそうな気がします。
ヘッドセットはテレビを見たりパソコンを見たりするのにくらべ、外部との遮断性が高く、瞑想の効果も高まり、これを利用すると、通販による購買率をあげることも可能になるのだそうです。これなら良い方面としてまだ使えそうですが、人間の危険察知能力を利用される恐れもあるようです。
人間の危険察知能力は、高速で何かに衝突しそうになったとき、光景がスローモーションに見えるといったものが一つの例だそうで、要はVRによって、人間としての生理反応が誘発され、健康被害をもたらしてしまうのではないかとみているようです。
だからといって、極端な規制や制限を設けるのではなく、トラウマの緩和、洗脳を解くというような、どちらかというと恩恵が大きくなる方に使っていくことを忘れないようにしたいですね。
仮説、研究段階の情報も多いようなので、今後の調査結果や研究結果等に注目です。
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