2017年05月17日
米国 11歳の少年「玩具がサイバー攻撃の武器に」
オランダのハーグで開かれたサイバーセキュリティーの世界フォーラムで、米国の11歳の少年が話題になっているそうです。
ネットに繋げられるテディベアを操るため、ブルートゥース機器へのハッキングを実演し、玩具を武器化できるかどうかを示したそうです。
IoT=「モノのインターネット(Internet of Things)」、つまりどんなものでもその一部になり得り、玩具までもが武器化される恐れがある、と語り、多くの専門家を仰天させました。

ブルートゥース機器を探すために、小型のコンピュータを利用して会場をスキャンしたところ、一部の高官を含む、複数人のスキャン(番号取得)に成功したのち、プログラミング言語を用いて、その見つかったブルートゥース機器の一人を経由して、ぬいぐるみについているライトを点灯させるという、「天才」あるいは「神童」ともいえる少年の存在の認識と同時に、ネットにつながるあらゆるモノが、いかに簡単に悪用されたり、害を及ぼしたりできるものかを証明しています。
11歳の少年というと子どもではありますが、いとも簡単にハッキングが出来る術を持っており、様々な機器が悪用されることの懸念、或いは警告と受け取った方がいいでしょう。
なお、少年の将来の目標は、サイバーセキュリティーについて学び、自身のスキルを良いことのために利用したいのだそうです。
素晴らしい目標を掲げていますね。純粋に応援してあげたいです。
また、悪意を持った人たちの機器の悪用に加え、この少年のような「天才」、「神童」自身が悪用され、「異端」を生み出してしまわないよう願うばかりです。
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