2023年05月30日
中学入学時にスマホを買い与えた衝撃の結果・・・

もはや我々の生活に欠かせないスマートフォン。
人類が開発したその便利なツールであるスマホを、小中学生の成長期の子供たちが使い続けると脳はどうなるのか。
『スマホはどこまで脳を壊すか』という書籍の著者 榊 浩平(さかき こうへい) 東北大学加齢医学研究所助教と、監修した川島 隆太(かわしま・りゅうた)東北大学加齢医学研究所教授の追跡調査をもとにした記事がありました。
結論としては、
インターネットを毎日使っている子どもたちは、3年間で脳が全く発達していなかった
中学入学時にスマホを使い始めるたとすると、中学3年時点で小学6年と同じ能力のまま高校受験することになる
ということらしいです。
参照記事 中学入学時にスマホを買い与えると脳の発達が小6で止まる…スマホを毎日使う子を3年間追った衝撃の結果
平均年齢11歳の子どもたち223人を3年間追跡調査、インターネット使用習慣を、1:機器を持っていない、2:全く使用しない、3:まれに使用する、4:週に1日使用する、5:週に2~3日使用する、6:週に4~5日使用する、7:ほぼ毎日使用するという77段階の項目で聞き取り、同時に言語能力に関する知能検査を行ない、脳の発達を調べるためにMRIを用いて脳の写真も撮影したようです。
調査結果の詳細等は記事にありますが、スマホを3時間以上使うと勉強を頑張っても平均以下となってしまったというのは、率直に衝撃ですね。
スマホを製造、提供する企業としても、制御機能をつけているそうですが、とりまく環境によってはそれが機能しないこともあるでしょうし、自己責任としての押し付けだとなれば、わからなくもない気がします。
しかし、テクノロジーはますます先へすすみ、この調査結果が解決されるような方法が今後出てこないとも言い切れないので、難しいところです。
Posted by てんこもりスタッフ at 17:00│Comments(0)
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