てんこもりスタッフブログ

複数の米政府機関で米ＩＴ大手マイクロソフトの電子メールサービスのアカウントに不正アクセスされているのが見つかりました。

中国を拠点とするハッカー集団によるものと断定され、情報流出は確認されていないものの、米中間の新たな火種となっているようです。

不正アクセスは５月中旬から問題が発覚する６月中旬までの約１か月間続き、米国では商務省や国務省の電子メールアカウントへの侵入があり、被害を受けた組織の数は世界で計約２５に上ると公表しました。

参照記事

米国務長官のブリンケン氏よる６月の訪中直前だったようで、ロイター通信は米当局者の話として、ブリンケン氏が１３日に行われた中国の王毅共産党政治局員との会談で懸念を伝えて、「責任を追及するために適切な行動をとる」と述べたと報じています。

米国はもちろん、多くの国が懸念している中国のあらゆる分野における不正アクセスは枚挙にいとまがないでしょう。

わが国ではまともに議論にもあがっていないとみられ、残念ながら地獄を見るのは時間の問題だろうと思われます。