2014年03月22日
Windows XP サポート終了―。 準備はできていますか?
1.2014年問題
来る2014年4月9日に、
OSの「Windows XP」

オフィスソフトの「Office 2003」

ブラウザの「Internet Explorer 6」

の、上記3つのサービスサポートを終了することをマイクロソフトが既に発表しています。
セキュリティ更新プログラムはリリースされず、サポートを終了してしまうことが「2014年問題」となっています。
パソコンをはじめとするハードウェアに寿命があるように、OSにも寿命があります。
サポート終了=すぐに使えない、というものではありませんが、使い続けられるものならそのまま使おうという発想で「2014年問題」に目をつむろうとする企業も少なくないとの情報もあります。
しかし、Windows XPの継続使用には大きなリスクが潜んでいます。
2.継続利用に潜む危険
現状、日々出現するウイルスや悪意のあるソフトウェアに対応しているものの、いたちごっこに陥っています。
更新プログラム(=”OSセキュリティパッチ”)は、新手のコンピュータウイルスやスパイウェアなどが、次々に登場する現代のインターネット環境において、パソコンのセキュリティ確保の土台ともいえる存在です。
その土台が2014年4月9日以降配布されなくなります。
つまり、Windows XPで稼働するパソコンは、ウイルス感染や攻撃される対象になるリスクが飛躍的に高まり、新たな脅威に対処できなくなると考えられます。
システム破損やデータ改ざんなどの実害につながるだけでなく、最悪のケースでは(個人)情報流出に発展し、ビジネスに致命的な損害を受ける恐れもあります。
3.対策
Windows XPの継続利用が危険なら、今のパソコンのまま、OSをWindows 7へグレードアップすれば解決―――
そう考えれば対策は十分と考えてしまいがちですが、それは急場しのぎにしかならなず、「2014年問題」の根本解決にならないとされています。
まず、Windows 7の登場は、Windows VISTAに比べ、動作を重視して開発されたOSです。
これは、多くの作業をこなすための、より馬力のある能力(CPU)が必要になるということです。
つまり、Windows XP、VISTAを標準的に動かす能力(CPU)を用いたのでは、Windows 7の作業効率に悪影響を及ぼすとされます。
また、Windows 7が登場して数年経過していることから、様々な修正(欠陥改善、初期不良改善、処理能力改善など)が施され、安定感は増しているのにくわえ、Windows 7はWindows XPに合わせた形にしているため、使用感においてはスムーズな移行が可能だと考えられています。
(※Windows 7のサポートは2020年までの予定)
よって、古いままのパソコン(特にWindows XP搭載)では、仕事量の要求に対し、パフォーマンスを発揮できなくなってしまう恐れがあります。
グレードアップ(バージョンアップ)、パソコン自体の買い替え、ソフトのみの買い替えなど、対策は状況から判断する必要があります。
参考詳細:http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/ac0g/148682/
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