2016年06月20日
情報セキュリティの定義(CIA)

情報セキュリティとは何かを、前回の記事で書きました。
その情報セキュリティには、三つの重要な定義があります。
1.機密性(Confidentiality)
2.完全性(Integrity)
3.可用性(Availability)
「機密性(Confidentiality)」とは、許可した人以外に情報を見られないようにすることで、暗号化や施錠といったものになります。
「完全性(Integrity)」とは、情報を書き換えられないようにすることで、WEBページ改ざんされないよう、サーバへのアクセス制限を設けるといったものになります。
「可用性(Availability)」は、情報をいつでも見られるようにすることで、サーバ故障時に備え、サーバを二重化するなどの対策のことをいいます。
また、機密性、完全性、可用性の三つの英単語の頭文字を取り、情報セキュリティのCIAと言われています。
日々の技術の発展により、高度で様々な対策が開発されています。
しかし、技術的な対策だけでは情報(資産)を守り、安全に活用することは難しいものです。
あってはならないことですが、社内や組織内の人間が、機密データを窃取することもあり、実は内部関係者が関わっていた、なんてことがあるのも事実です。
また、ITに詳しいかどうかも関係ありません。ログイン時に利用するパスワードを書いたメモを見られることによる、個人のミスが情報漏えいにつながることもあります。
よって、組織全員、ルールを決め、守るための仕組みづくりが重要になります。
当たり前のことを、漏れなく、全員で行うことが情報セキュリティのポイントになるでしょう。
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