2017年02月17日
姿を消すマルウェア
とあるマルウェアで、ハッカーが銀行からお金を奪っている事案があり、世界各地(40ヶ国以上、銀行や政府関係機関、通信会社といった140機関)で被害が出ているようです。

「Duqu 2.0」という名前のマルウェアで、サーバーにインストールされた後、姿を消す能力を持っているのだそうです。
つまり、目に見えない、気づかないのです。
攻撃が仕掛けられたコンピュータが再起動されると、そのマルウェアは名前を変えてしまい、管理者が異変に気づくのを数カ月も遅らせられます。その間、ハッカーは様々な悪事をはたらくのだとか。
今後、より詳細なレポートが提出されるそうですが、困ったものです。
一般ユーザーは今はあまり心配しなくていいそうですが、金融機関や政府機関への影響が大きいらしく、関係者はより一層の情報収集と対策が必要になります。
どんどんと巧妙化していますね。
お金を奪われてもいけませんが、情報を盗まれたり、普段の生活におけるインフラへの攻撃も応用で可能になるでしょう。
対抗できるテクノロジーの準備、対策が急務です。
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