2017年02月21日
目には目を歯には歯を、毒には毒をのセキュリティ
昨今、IoTをはじめ、多くの家電がネットに繋がっていて、その利便性を活用した生活を送っている人も多くなっています。
それと同時に、ネットに繋がっているが故に、家電に対する攻撃も増えています。
実際、パソコンやスマホ(タブレット)などへのウイルスや攻撃の防御が最低限できていても、同じようにネットに繋がった家電に対する意識は同じと言えるでしょうか?
意識がないよりもあった方がいいのですが、すぐにその意識が自覚できるほど簡単ではないのが事実だと思います。
ですが、そんな意識をしなければいけないという状況でありつつも、手軽な防衛機能を有したセキュリティデバイスが登場してもおかしくはありません。
セキュリティベンダーのトレンドマイクロがその製品を昨年末に発表しているのですが、家庭(家族)の家電をネットの脅威から守る仕組みに"毒"が使われています。

ネットからの脅威や異常を検出するにあたり、各家電をチェックする必要があります。
言い方を変えると、それぞれの家電を"見なければいけません"。
もっと言えば、"のぞき見する"ということになります。
その"のぞき見する"こと(=毒)を、防衛者としても同じように用いているというのです。
攻撃手法技術に「ARPスプーフィング」というものがあります。ルーターに向けた通信内容を、ルーターになりすまし、横取りし、検査した上でルーターに送る、ということをしているのだそうです。
入り込みさえすればいろいろと出来てしまうという心配なイメージも浮かびますが、方法の一つとして役立つのであれば面白いと思います。
ルーターをわざわざ買い替えたり、何か配線の工事が必要だったりといったことがなく、容易な導入が可能な製品だそうです。
また、ルーターそのものに同様の技術、同様のセキュリティレベルを有した製品はいろいろいなメーカーから出ていますので、買い替え時や導入検討の際は、セキュリティの機能にも目を向けるというのも、これからの生活に欠かせない要素だと言えますね。
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