2017年10月16日
中国のサイバースパイ集団「BRONZE BUTLER」が日本企業の知的財産や製品情報を狙う

米Dell傘下のセキュリティ企業「Secureworks」が、「BRONZE BUTLER」(別名Tick)と呼ばれるサイバースパイ集団が、日本の組織を狙い、知的財産などの機密情報を盗み出している形跡があると伝えています。
BRONZE BUTLERは中国に拠点があると思われているサイバースパイ集団で、狙われているのは日本の基幹インフラや重工業、製造業、国際関係などのネットワークで、特定の標的に照準を絞ったスピアフィッシング、Webサイト改ざん、未解決の脆弱性悪用などの手口を使い、狙ったシステムに不正侵入するのだそうです。
参照
BRONZE BUTLERなる集団は、日本語を使いこなしているという情報もあり、国際通信を監視するセキュリティ機関による検出を免れている可能性もあるようです。
技術開発に関する知的財産、製品スペック、ビジネスや販売関連の情報などが盗まれている可能性があるとのことです。
技術が盗まれるだけでなく、そこから派生して、さまざまな損害を被ることも否定できないと思います。
日本のサイバー防衛は大丈夫なのか、純粋な不安が募ります。
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