2017年11月16日
セキュリティ企業による実態調査の結果、社内のIoTデバイス把握できておらず・・・
世界の約600社を対象とした調査で、82%が「自分たちのネットワークに接続されたデバイスを100%は把握できていない」と回答しています。
米欧、オーストラリアなどの6カ国、従業員2500人以上の組織を対象とした調査ではありますが、ITおよび事業部門の責任者603人にIoTセキュリティの現状について質問した結果なのだそうです。
結果、82%が「自分たちのネットワークに接続されたデバイスを100%は把握できていない」と回答しています。
セキュリティの責任者はどうなっているのか、という問いに対しては、ITと事業部門の間に認識のすれ違いがあり、IT担当者の44%、事業部門担当者の36%がセキュリティオペレーションセンターの専門家と答えており、責任の所在をめぐる問題も浮かび上がっています。
一方で、IoTデバイスの増加が、重大なセキュリティ上の課題を生じさせていることや、IoTに関する不安から、セキュリティ戦略の見直しを迫られているという認識は高かったそうです。
リスクゼロの実現は不可能かもしれませんが、新たなデバイスがインターネットに接続されるたび、企業や組織に対する攻撃経路は増えることになります。
たかが1台、されど1台の機器から、ネットワーク全体に侵入され、混乱どころか、組織そのものを破壊しかねません。
調査に日本の企業は含まれていなさそうですが、さらに脇も甘く、隙もありそうですね。
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